お住まいガイド
毎日の小さな習慣が、費用を減らします
設備の不具合も、近隣とのトラブルも、多くは「早めに手を打てば小さく済むもの」です。
住み続けるあいだに知っておいていただきたいことを、まとめました。
ご入居中のすべての方へ。季節の変わり目、設備の調子が気になったとき、契約更新のご案内が届いたときにお読みください。
1. 日々のお手入れが、退去時のご負担を減らします
退去時にご負担いただくのは、通常の暮らしの範囲を超えた汚損・破損です。裏を返せば、日常のお手入れを続けていただくことが、そのままご負担を減らすことにつながります。
- 給気口を開けたまま換気扇を回す(閉じたままでは空気が入れ替わりません)
- 浴室・トイレ・洗面所の換気扇は、原則つけたままにする
- 入浴後は浴室のドアを閉め、換気扇で湿気を室内に広げない
- 結露は放置せず拭き取る。家具は壁から少し離して置く
- キッチン・浴室・洗面の排水口の髪の毛・油汚れを定期的に取り除く
- エアコンのフィルターを定期的に清掃する
- 食品の保管・生ゴミの処理に気を配り、害虫の発生を防ぐ
特にカビとにおいは、その多くが室内にこもった湿気(換気不足)に原因があります。換気の考え方はQ&Aで詳しくご説明しています。
2. 不具合は「早め・写真つき」でご連絡ください
設備の不具合は、放置している間に被害が広がり、費用も大きくなります。水漏れや詰まりは特にその傾向が強く、早めのご連絡がご自身のご負担を抑えることにつながります。
ご連絡時にお知らせいただきたいこと
- 発生日時/発生箇所/不具合の内容
- 状況が分かるお写真・動画(LINEでそのままお送りいただけます)
修理費用のご負担は、原因によって分かれます。設備の経年劣化・老朽化による故障は貸主様のご負担、故意・過失や通常の使い方を超えた使用による破損は入居者様のご負担です。判断が難しい場合も、まずはご連絡ください。
先にご相談ください
入居者様ご自身で修理をご手配された場合、事後のご報告では費用をご請求いただけないことがあります。またDIYでの修理は、費用請求の対象外です。修理が必要と感じたら、まず当社へご一報ください。
設備の破損・故障・不具合があった / 修理費用は支払う必要があるか / 修理費用を事後報告で請求できるか / 直接来てほしい(出張対応・有償)
3. 音のこと ── まず「出さない側」の配慮から
近隣に関するご相談で最も多いのが音です。建物の構造上、生活音は思っているより上下左右に伝わります。まずはご自身の暮らしのなかで、次のような点にご配慮いただけますと幸いです。
- 夜間・早朝の洗濯機、掃除機、シャワーの使用時間
- テレビ・音楽・通話の音量(壁際でのスピーカー使用は特に響きます)
- ドアの開閉、椅子を引く音、床への落下音(歩行音・お子様の足音も伝わります)
- ベランダでの会話や、深夜の来客
気になる音があるときは
相手のお部屋へ直接抗議に行く、壁や天井を叩く、といった対応はお控えください。相手の方にも不快感を与え、かえって関係がこじれてしまいます。当社が間に入り、通報された方のお名前・お部屋番号は明かさずに状況をお伝えします。
ご連絡の際は、発生源(上階・隣室など)・発生日時・音の種類・継続時間をできるだけ具体的にお知らせください。情報が詳しいほど、相手の方への注意連絡の精度が上がります。身の危険を感じるような深刻な状況の場合は、まずお近くの警察署または交番へご連絡ください。
4. 家賃のお支払い ── 遅れそうなときこそ、事前にご連絡を
お支払いが難しくなりそうなときは、期日を過ぎてからではなく、分かった時点でのご連絡をお願いいたします。事前にご事情を伺えていれば、保証会社・貸主様への説明も含め、当社でお手伝いできることがあります。
口座振替が残高不足で失敗した場合の再手続き、口座の変更などは、Q&Aに手順をまとめています。
5. 更新の時期が近づいたら
契約期間の満了が近づくと、更新のご案内をお送りします。更新の流れ・更新料・お手続きの期限、そしてご契約時にご加入いただいた火災保険の継続手続きについては、契約更新のQ&Aにまとめています。
住み替えをお考えの場合も、更新のご案内が届いた時点でご相談いただけると、余裕をもって進められます。
6. お手続き・ご申請
同居人の追加、駐車場・駐輪場の追加、ペットの飼育、契約者情報の変更などは、いずれも事前のお申し出が必要です。無断での変更は、契約上の問題となる場合があります。
7. 社宅・法人契約でお住まいの方へ
勤務先の社宅制度をご利用の方、転貸・サブリースでご入居の方は、ご契約先の会社・法人さまが契約の窓口となります。お手続きやご要望は、ご契約先を通じて当社へお申し付けください。
あわせて申し上げると、社宅にお住まいの方は、地域から見れば勤務先を代表してその建物に住んでいる存在でもあります。ゴミの出し方や生活音への配慮は、ご自身の暮らしやすさだけでなく、勤務先への評価にもつながります。共同住宅では「問題を起こさない配慮」が、いちばんのマナーです。